
01 / BEFORE TANNING
皮から始まる。
革になる前の「皮」。傷も、シワも、生きていた時間も、まだそのまま残っています。

NUME LEATHER GUIDE
植物タンニンで鞣し、革本来の表情を生かした本革。
それが、ヌメ革です。
色艶が深まり、手に馴染み、傷さえも記憶になる。知識を増やすためではなく、この革が自分に合うかを知り、育てたい作品を選ぶための案内です。

Our Definition
素肌のような、無垢な革。
「ヌメ革」という呼び名には、仕上げや染色の異なる革も含まれます。だから私たちは、自分たちが届ける素材の基準を曖昧にしません。無染色・無垢の植物タンニン鞣し革。それをLDDsの本ヌメ革と定義しています。
Tanning Process
生きていた「皮」を、長く使える「革」へ。植物から得られるタンニンと、いくつもの工程を重ねることで、ヌメ革の土台が生まれます。







工程・順序・処方は、タンナー・革種・地域・製法によって異なります。ここでは植物タンニン鞣しをもとに、本ヌメ革が生まれるまでを分かりやすく再構成しています。
Why Nume Leather
染めない。隠さない。そして、使う人の時間に委ねる。新品時の均一さよりも、素材の素顔と、これから育つ余白を大切にしています。

色を重ねず、革が本来持つ淡い色から使い始めます。

傷、血筋、しわ。素材の表情を、整えすぎず作品へ生かします。

光、手の油分、摩擦。毎日の使用が色艶と柔らかさを育てます。

Is It For You?
次のような道具を探している方に、本ヌメ革はよく似合います。
反対に、最初から均一な色や柔らかさ、水濡れへの強さを最優先する場合には、別の仕上げを施した革の方が適していることもあります。
AGING SAMPLE
使い方や環境によって変わる、革の色と艶。
その育ち方の一例をご紹介します。
本ヌメ革の育ち方は、使い方や保管環境によって大きく異なります。
光や空気、手から移る油分、日常の摩擦などが重なり、 少しずつ色が深まり、艶が生まれていきます。 鞄の中など光の少ない環境では、 明るいヌメ色を比較的保ちながら 艶だけが穏やかに増すこともあります。
傷やシミ、押し跡も時間とともになじみ、 その人だけの革の表情になっていきます。
本ヌメ革|牛革
Non-Foundation Leather
FRESH
届いてすぐ
AGING 5
時間が表情になる頃
下の画像を選び、左右に動かしてFreshと比較。
Aging 5
艶が落ち着き、傷やシミも使ってきた時間として革になじんでいきます。
※年月は参考イメージです。経年変化の程度は使用環境により強く影響を受け、変化の経過も異なります。
掲載画像は、実際に使用した各革種の色味や風合いを参考資料としてAIに共有し、経年変化を6段階のイメージに調整したものです。同一作品の使用経過を継続して撮影したものではありません。
実際の使用では、色艶の変化に加え、角が取れて丸みを帯びるなど、作品の形や風合いにも変化が生じます。その程度や経過には、個体差や使用環境による違いがあります。
株式会社ラストドリップデザインズ
Choose By Leather
牛革だけではありません。豚革、鹿革にも、それぞれ異なる本ヌメ革の表情があります。さらに馬革では、無染色のナチュラルコードバンを。素材ごとに異なる個性と向き合う楽しさは、ひとつではありません。



Aging With You
よく触れる場所、光を受ける時間、持ち方や保管場所。条件の違いが、その人だけの表情をつくります。

Crafted After Your Order
革の表情や繊維の向きを確かめ、ご注文を受けてから作品へ。新品時だけでなく、使い続けた先まで想像して仕立てます。
MAKE TO ORDER
本日の製作状況
本日の主な作業:製作準備中
Customer Voices
実際に作品を迎え、使い始めたご愛用者様から寄せられた声をご覧ください。
Before You Begin
購入判断に必要なことだけをまとめています。詳しい扱い方は、各案内ページでご確認いただけます。
天然皮革には生前の傷、血筋、しわ、色調差などが見られる場合があります。使用に支障のない自然な表情は、素材の個体差として生かしています。
水分により染みや色の変化が起こることがあります。濡れた場合は強くこすらず、乾いた布で水分を押さえ、風通しのよい日陰で自然乾燥してください。
新品時には革らしい張りがあります。無理に広げずに使い続けることで、持ち方や収納物に合わせて少しずつ馴染んでいきます。