本ヌメ革のトートバッグとLAST Drip Designsの革作品

NUME LEATHER GUIDE

ヌメ革とは。
使う人の時間で、
完成する革。

植物タンニンで鞣し、革本来の表情を生かした本革。
それが、ヌメ革です。

色艶が深まり、手に馴染み、傷さえも記憶になる。知識を増やすためではなく、この革が自分に合うかを知り、育てたい作品を選ぶための案内です。

LAST Drip Designsが扱う無染色の本ヌメ革

Our Definition

本ヌメ革を、
定義する。

素肌のような、無垢な革。

「ヌメ革」という呼び名には、仕上げや染色の異なる革も含まれます。だから私たちは、自分たちが届ける素材の基準を曖昧にしません。無染色・無垢の植物タンニン鞣し革。それをLDDsの本ヌメ革と定義しています。

COLOR無染色
SURFACE無垢
TANNING植物タンニン

Tanning Process

鞣すということ。

生きていた「皮」を、長く使える「革」へ。植物から得られるタンニンと、いくつもの工程を重ねることで、ヌメ革の土台が生まれます。

革になる前の原皮
01 / BEFORE TANNING

皮から始まる。

革になる前の「皮」。傷も、シワも、生きていた時間も、まだそのまま残っています。

原皮を洗い水分を戻す工程
02 / WASH & SOAK

洗う。戻す。

塩分や汚れを洗い流し、水分を戻しながら、皮を鞣しに適した状態へ近づけます。

毛や余分な脂肪を取り除く工程
03 / PREPARATION

鞣す準備をする。

毛や余分な脂肪などを取り除き、タンニンが皮へ届くための状態を整えます。

植物タンニンで皮を鞣す工程
04 / VEGETABLE TANNING

植物タンニンで、鞣す。

植物の樹皮などから得られるタンニンを皮へ浸透させる。この工程を経て、腐敗しやすい「皮」は、長く使える「革」へ変わります。

水分と油分を調整する工程
05 / CONDITIONING

革として、整える。

余分な水分を取り除き、必要な油分を加えながら、しなやかさと耐久性を整えていきます。

鞣した革を乾燥させる工程
06 / DRYING

乾かし、落ち着かせる。

水分を含んだ革を乾燥させ、素材としての状態を少しずつ安定させます。

革へ染色や性質を加える工程
07 / OUR CHOICE

色を覆う、その前で。

ここから再鞣しや染色によって、色や性質を与える革もあります。LDDsが「本ヌメ革」と呼ぶのは、素材に必要な調整を行いながら、革本来の表情を大きく覆う前の状態です。

01 / 07

工程・順序・処方は、タンナー・革種・地域・製法によって異なります。ここでは植物タンニン鞣しをもとに、本ヌメ革が生まれるまでを分かりやすく再構成しています。

Why Nume Leather

LAST Drip Designsが
本ヌメ革を選ぶ、3つの理由。

染めない。隠さない。そして、使う人の時間に委ねる。新品時の均一さよりも、素材の素顔と、これから育つ余白を大切にしています。

無染色の本ヌメ革
01 / UNDYED

染めない

色を重ねず、革が本来持つ淡い色から使い始めます。

自然な個体差を残した本ヌメ革作品
02 / AS IT IS

隠さない

傷、血筋、しわ。素材の表情を、整えすぎず作品へ生かします。

本ヌメ革が飴色に育った経年変化
03 / AGING

育てる

光、手の油分、摩擦。毎日の使用が色艶と柔らかさを育てます。

暮らしの中で使う本ヌメ革作品

Is It For You?

完成された革より、
完成させていく革を。

次のような道具を探している方に、本ヌメ革はよく似合います。

  • 色艶の変化を、自分の時間として楽しみたい
  • 傷や個体差も含めて、素材の素顔を愛したい
  • 最初の硬さから、手に馴染む過程を味わいたい
  • 買い替えるより、手入れをしながら長く使いたい

反対に、最初から均一な色や柔らかさ、水濡れへの強さを最優先する場合には、別の仕上げを施した革の方が適していることもあります。

AGING SAMPLE

使い方で変わる、
革の育ち方。

使い方や環境によって変わる、革の色と艶。

その育ち方の一例をご紹介します。

本ヌメ革|牛革

Non-Foundation Leather

FRESH

届いてすぐ

AGING 5

時間が表情になる頃

届いてすぐの本ヌメ革
Aging 5 の本ヌメ革
Fresh Aging 5

下の画像を選び、左右に動かしてFreshと比較。

Aging 5

傷やシミも含め、革らしい表情へ。

艶が落ち着き、傷やシミも使ってきた時間として革になじんでいきます。

※年月は参考イメージです。経年変化の程度は使用環境により強く影響を受け、変化の経過も異なります。

※経年変化の段階表現の一部にAIを活用しています。

掲載画像は、実際に使用した各革種の色味や風合いを参考資料としてAIに共有し、経年変化を6段階のイメージに調整したものです。同一作品の使用経過を継続して撮影したものではありません。

実際の使用では、色艶の変化に加え、角が取れて丸みを帯びるなど、作品の形や風合いにも変化が生じます。その程度や経過には、個体差や使用環境による違いがあります。

株式会社ラストドリップデザインズ

Choose By Leather

ヌメ革にも、革種がある。

牛革だけではありません。豚革、鹿革にも、それぞれ異なる本ヌメ革の表情があります。さらに馬革では、無染色のナチュラルコードバンを。素材ごとに異なる個性と向き合う楽しさは、ひとつではありません。

本ヌメ革と手仕事の風景
本ヌメ革の素材と製作風景
本ヌメ革作品を仕立てる手仕事

Aging With You

同じ革でも、
同じ色には育たない。

よく触れる場所、光を受ける時間、持ち方や保管場所。条件の違いが、その人だけの表情をつくります。

  • COLOR淡いヌメ色から、深みのある飴色へ。
  • GLOSS摩擦と手の油分により、静かな艶が生まれます。
  • TOUCH張りのある状態から、所作に沿う柔らかさへ。
THE STORY CONTINUESCRAFT
NOTES

Beyond The Material

もう少し、手仕事の奥へ。

革に触れ、手の感覚を頼りに、同じ所作を重ねていく。作品になる前の時間と、育っていく革の記録をまとめています。

本ヌメ革作品を一点ずつ仕立てる製作風景

Crafted After Your Order

素材を見て、
一点ずつ仕立てる。

革の表情や繊維の向きを確かめ、ご注文を受けてから作品へ。新品時だけでなく、使い続けた先まで想像して仕立てます。

41,000件以上注文実績
1,700件突破ご愛用者様の声
受注生産ご注文後、一点ずつ製作
名入れ対応自分用にも贈り物にも

MAKE TO ORDER

本日の製作状況

今日も、あなたのために。

本日の主な作業:製作準備中

  1. ご注文受付
  2. 革の裁断・部材準備
  3. 名入れ・組み上げ・縫製
  4. 検品・仕上げ
  5. 梱包・発送

Customer Voices

育て始めた方の声。

実際に作品を迎え、使い始めたご愛用者様から寄せられた声をご覧ください。

Before You Begin

迎える前に、
知っておくこと。

購入判断に必要なことだけをまとめています。詳しい扱い方は、各案内ページでご確認いただけます。

傷や色むらは不良ですか?

天然皮革には生前の傷、血筋、しわ、色調差などが見られる場合があります。使用に支障のない自然な表情は、素材の個体差として生かしています。

水に濡れても大丈夫ですか?

水分により染みや色の変化が起こることがあります。濡れた場合は強くこすらず、乾いた布で水分を押さえ、風通しのよい日陰で自然乾燥してください。

最初から柔らかい革ですか?

新品時には革らしい張りがあります。無理に広げずに使い続けることで、持ち方や収納物に合わせて少しずつ馴染んでいきます。

Choose The One To Grow

次は、あなたが育てる番です。

知るだけで終わらず、毎日の中で触れられる一つを。自分のために、または大切な人のために、これからの時間をともにする作品をお選びください。